このサイトは、芸術作品としての架空の土地の地図をメインテーマに扱ったサイトです。
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ここでは、過去に寄せられた、またはこれから寄せられることが予想される質問に答えていきます。
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73都道府県(1都1道2府69県)と想定しています。
「想像地図世界」という意味です。表している範囲は文脈によって変わり、城栄国と同じ意味で使う場合もありますが、城栄国がある惑星(泉星)という意味で使ったり、泉星がある宇宙観のことを言う場合があります。
実在のものに触れてしまうと、設定に矛盾が出てしまうことになります。
矛盾も含めて世界観とすれば良いと思うかもしれませんが、そうすると現実と架空の境界線が曖昧になり、混乱します(作者自身が)。
そういう世界観は一見現実に近そうに見えて、まったく現実的ではないものです。
それよりも、完全にゼロから創ってしまえば(全て完全に架空ならば)そういう矛盾要素や現実と架空の境界線の曖昧さを完全排除することができます。
城栄国全域の地図が描画済になった状態を「完成」と定義しています。
伊能忠敬の日本地図は、日本全域の地図を描き終えたら完成でした。それと同様に、 城栄全域の地図を描き終えたら完成と言うことになります。
なお、新しく道路が開通したり、想像地図世界の側に変化はあるでしょうけれど、それは完成とは無関係です。
城栄国内の「まだ地図が描かれていない領域」が全て無くなったら、想像地図は完成です。完成しても、新しく道路が開通したり、想像地図世界の側に変化があった場合に地図の改訂が行われることはありえます。
結論から言うと、「地球から見えないほど遠い宇宙」であれば、ひょっとすると存在するかもしれないからです。
想像地図世界は、架空の世界と言うことにしていますが、あくまでもそれは建前。しかし作者は、想像地図世界はどこかに実在していて欲しいと思うわけです。
ところで、宇宙物理学の理論に、「テグマークの多元宇宙論」というものがあります(Wikipedia)。この理論が正しいとすれば、「地球から見える範囲の宇宙」だけが宇宙なのではなく、宇宙は観測不可能な範囲も含めるともっと広く無限に広がっていると予想されます。無限に宇宙が広がっているなら、惑星も無限に存在するでしょう。惑星が無限に存在するなら、その中には、僕の描く想像地図と地形がたまたま完全一致するような惑星も存在してもおかしくはないでしょう(勿論、僕の描く想像地図が物理学的に矛盾していなければ、という前提は必要ですが)。
結論から言うと、本当は想像地図世界では日本語は通じません。
城栄国では、日本語とは違う言語(更紗語)が話されていますが、公開されている「想像地図」は、それを(固有名詞も含めて)日本語に訳したものです。
例えば、「赤松」は更紗語で赤い松を意味する地名を日本語の地名に訳したもの(日本語名)と解釈されます。
将来的には更紗語も架空言語として創作し、更紗語で地名が記された地図を作る計画になっています。
なお、かつては「城栄国で使われる言語は、文字・発音・語彙・文法が日本語とほぼ同じ」と設定されていましたが、2016年12月16日に設定が変更され、「城栄国では日本語とは異なる言語が使われているが、想像地図はそれを日本語に訳している」という設定になっています。
(注)更紗語のことは「城栄語」とは呼びません。
読みが更紗語になることは勿論、言語がまったく違います。
更紗語で使われる文字は漢字でもひらがなでもカタカナでもないので、読みが変わるのではなく、文字も発音も全て変わると言うことです。
千織語・ヘツクース語・ヒッタン語など、数千個の言語があるとみられます。
想像地図は、「理想的な世界を創ろう」という試みではなく、「リアル(現実的)な世界を創ろう」という試みです。
言い換えると、第二の現実を作ろうとする企画ではありませんので、作者の理想や嗜好よりも、リアリティを優先するわけです。
言語が1つしかない世界はリアルではありません。
想像地図では、現実世界と「世界の複雑さの総和」が同程度であるならば、それはリアリティが現実に匹敵していて作者の理想や嗜好が充分に排除されていると考えることにしています。そのためのベンチマークとして、「想像地図世界にも想像地図を作る人が居て、彼または彼女は日本を想像地図として描いていると仮定した場合に、正しく日本のあらゆる事項を『設定』として思いつくことができて、かつ、こちらが向こうを作る難易度と、向こうがこちらを作る難易度が同程度であること」という条件が満たされるような世界を作ることで、世界の複雑さの総和を測ることとしています。
例えば、「城栄国では整備新幹線の並行在来線の経営分離が行われない」という設定にした場合、向こうは「日本では整備新幹線の並行在来線は経営分離される」という設定を作らなければなりませんが、並行在来線の経営分離が行われる世界の住人が行われない世界を思いつく難易度と、行われない世界の住人が行われる世界を思いつく難易度は、明らかに前者の方が簡単です。よって、「城栄国では整備新幹線の並行在来線の経営分離が行われない」という設定にした場合、世界の複雑さの総和を同程度にすることが難しくなると考えられるため、そのような設定を採用することはできず、「城栄国でも整備新幹線の並行在来線の経営分離は行われる」という設定となっております。
火星の地図を「火図」と呼びませんし、月の地理を「月理」と呼ばないのと同じです。
ただし、城栄国で使われている言語は日本語ではなく更紗語のため、更紗語では地図や地理のことを地球の言葉とは違う呼び方で呼んでいることになります。
なお、「泉星」はという名前は、現地名とは無関係に名付けられた日本名です。例えて言うなら、地球を発見した宇宙人が地球のことを、地球人が何と呼んでいるかに忖度せず勝手に「青星」と呼んでいるのに近いでしょう。
現時点では、泉星のことが更紗語で何と呼ばれているのかは不明です。
想像地図をメディアで紹介するために引用することは可能です。
この場合、作者への連絡は義務ではありませんが、連絡して頂けると作者が喜びます。
作者の許可を得た上で、「想像地図の世界観を壊すことなく、地図の設定の全てに対して忠実である」という条件を満たす場合に限り、2次創作を容認します。
この条件は、「想像地図」の設定が書き換えられたら、2次創作作品もそれに合わせて書き換えなければならないことを意味します。
それでもどうしても行いたい場合は、こちらから連絡してください。
なお、詳しい標高のデータなど、このサイトで伝わっていない情報も伝えなければならないので、最終的には直接面会が必要となる場合があります。
この場合も、前者と同じく、作者の許可を得た上で、「想像地図の世界観を壊すことなく、地図の設定の全てに対して忠実である」という条件を満たすことが必要になります。
利益が出る場合は、「世界観使用料」が発生します。その金額は個別の契約によって決定しますが、おそらく「手数料 + 売上の何%」という形になるものと思われます。
「想像地図」の地名は地形を基本に実在の地名や苗字等を参考にして(現実世界で苗字は地名からつくことが多いので)、演繹的推論によってつけています。
こちらの説明にもあるとおり、想像地図の地名と現実の事物は一切無関係です。元ネタが存在したとしても「元ネタ」と「地形」を結びつけるものが何もないので無関係と言えます。
いいえ、違います。
おそらく貴方は「新山県」「熊崎県」「口広県」という名前を見て「新潟と山形をくっつけたのでは」「熊本と宮崎を(ry」「山口と広島(ry」と思ったのだろうと思いますが、決して実在の都道府県の組み合わせで名付けられたものではありません。これらは全て地形や国語等に基づいた演繹的推論に基づいて名付けられています。誤解を恐れずに言えばこれらは実在の苗字を参考にしてつけられています。
「結果として実在の都道府県の組み合わさったように見えるようになってしまっただけ」に過ぎません。
そして何より重要なことは、「新山県」「熊崎県」「口広県」は日本語名だということです。城栄国は日本語の通じる世界ではありません。城栄国の公用語は更紗語で、更紗語でそういう意味の地名を日本語に翻訳したものが「新山県」「熊崎県」「口広県」です。「翻訳する前」の更紗語では表記も発音も全く違います。
「パクってもよいか?」と聞かれたら、「できればやめて欲しい」と答えたいところですが、作者にはそれをやめさせる権利はないと解します。
地名ただそれ1つで「著作性」があるか微妙ですし、完全オリジナルの地名がある一方で作者自身も実在の地名をそのまま拝借した地名が存在することも事実です。よって、地名をパクられることに関して作者は「やめてくれ」と言いますが、貴方がそれに従う義務はない、というのが答えです。
不可能です。理由は2つあります。
1. 城栄国は地球上ではなく、架空の星「泉星」にあります。
地球上の国ではないので、相互乗り入れは物理的に不可能です。
2. 想像地図の作者は、「旅人(観測者)の立場」から地図を描いています(詳細は 「想像地図の世界観」を参照)。
作者は「想像の旅の中で見た風景を地図にしているだけ」にすぎません。作者が鉄道を敷設しているわけではありません。ですから僕に相互乗り入れを申し入れても無意味です。
逆に聞きます。「九州新幹線が東京まで直通しないのは不自然」ですか?
ただの「文句」であれば受け付けません。しかし、地形学的に「こんなのはおかしい」という客観的事実を示して地図の修正を提言してくださるなら、貴重な意見として受け入れます。
確かに、「想像地図」では、鉄道の営業キロや標高など、かなり細かく設定している部分があります。
例えば、「たけべ市役所」の標高は1193mと設定しています。こんなに細かく設定しなくても良いのでは、と思われる人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、想像地図で数値を細かく設定しているのはこのような理由からです。
1. 矛盾の拡大防止
数値を明確に設定することで、相場に合わない設定が生じることを防ぐ意味合いがあります。
電車は、急坂を登ることができません。たけべ市役所の標高を2000mにしてしまえば、そこへ向かう線路の勾配は相場に合わない急勾配となってしまいます。2倍は極端だとしても、想像地図は下から積み上げていくように極めて慎重に描いているため、初期設定のズレが時間経過と共に拡大し続け、最終的に大きな矛盾となって地図を描き直すハメになるということを避ける意図があります。過去に、数値設定をいい加減にしたことがきっかけで、最終的に大きな矛盾が生じて数十枚の地図を描き直すこととなってしまった経験があり、その教訓です。
2. 架空切符の創作
想像地図では架空の切符をつくるという創作も行っていますが、運賃は距離で決まります。0.1kmでも違えば運賃が変わる場合があります。
また、想像地図世界の最長片道切符経路を探索するという構想もありますが、これも距離に曖昧な部分があればどの経路が真の最長なのかを知ることができません。たった0.1kmの誤差でも致命的なのです。
3. 目標は「世界」
確かにこのサイトは、架空の土地の地図を主題としたサイトです。しかし、想像地図の目標は「地図という形で世界を表現する」ことです。
地図と世界をイコールだと考えるなら、確かに「地図を描くこと」が目的です。しかし、世界を目に見える形として表現するために地図を描いているという側面に注目すれば、「世界を描くこと」が目的であり「地図を描くこと」は手段ということもできます。その手段として(地形など世界を形作るものを設定する上で)数値が必要なわけです。例えば、家を建てるには基礎工事が必要ですが、数値はその基礎工事にあたるものです。「基礎」である数値の上に「地図」と「世界」が乗っていると考えてください。基礎がなければ家は傾きますよね?
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